2008年2月3日(日) 変わったのも?

OMUNIJIGがデルタより出てるのは知っていましたが、ビデオをホムページで、見てみるとなかなかのものですね。そのシステムはLEIGHと瓜二つですが、重厚な感じで、ピンなどもずっしりとした感じ。あそこまで来ると工房に据え置きしなければならないような。それと、集じんシステムは、やや違うけど、LEIGHのRVSと似ています。これは、LEIGHがまねをしたのでしょうか?あと、LEIGHに欲しいなと思うところがしっかりと備わっていると思います。ビットゲージなど再現性が限りなくできるようになっていると思います。価格もそれほど変わらず(どこまでそろえたらいいのかわかりませんが)選択肢の一つになるのではないでしょうか?一度ビデオを見てみてください。http://www.deltaportercable.com/jigs/
デルタホームページより
で、OMNIJIGのBit Hight Gageをまねて、作ってみたいなと思い、初めてのドブテイルジグがホコリをかぶっているので、引っ張り出してきました。これを使って作ってみたいと思います。が、その前に、頼まれた変わりものの製作をします。
さて何でしょう?
まずは、ずっと前に買っていたオークずいぶんと反ってしまったのですが、これを少しだけ使います。
やっと製材が終わりました。
次にこの2枚を張り合わせます。
やっぱり広葉樹は重いですね。これだけでもずっしりとします。
今回は何かに使うかなととっておいた端材の総動員です。これは、赤樫。側面にビスケットで取り付けます。
二枚をあわせてちょっとだけ装飾をします。フォスナービットで穴を開け、その後バンドソーでカットをしました。
こちらの部品をウォールナットに溝を掘り、チェリーを埋め込んでいます。3mm程出ています。
仮組みです。写真はないのですが、オークにダドーカッターでウォールナットの部品が収まるように2mmで溝を掘りました。それと、両サイドに2mmの穴が13個ずつ開いています。さて、何なんでしょう?
部品をはめ込んで見ました。うまく収まったようです。
いきなりですが、完成。オイル仕上げとしました。
次にこれには欠かせない部品をPCメープルで作ります。まずは20mmにカットしそれらをあわせて、穴を開けます。
こんな風になります。
それらを40mmでカットして2枚をあわせ今度はその中央に穴を開けます。
で、こんな形ができました。この後バンドソーとサンダーで整形していきます。
頂点に細い溝を入れています。完成!
先ほどのへんてこ板といっしょに使うのですが、想像できます?何なのか。
横から見た形です。
上においてみました。わかりましたか?弦があるとピンと来るのですが。これはお琴の練習用です。最初図面をもらったのですが、私なりに変更をしています。
で、本当は合板で作るみたいで10個作りました。でも、合板では寂しいので、一つだけこってみたわけです。
10個積み重ねた様子です。図面には側板はなかったのですが、弦の力で反ってしまいます。側板で抑えられるといいのですが。
10個分の琴柱です。こちらは簡単に、といっても130個は疲れました!
おまけ、デジタルハイトゲージ買っちゃいました。Wixeyではなく、Rocklerからです。ずっしりとしてなかなかいい。デジタル様様です。
これがわが工房の集じん機なのですが、いざ作業を始めようとすると、ブレーカが落ちてしまいました。この前も一度、テーブルソーでカット中に落ちてしまいあたりは真っ暗ヒヤリとしたのですが・・・
これが落ちてしまった漏電ブレーカ、集じん機は200Vの単独のブレーカなのですが、漏電ブレーカが落ちて全ての電源がカットされてしまいます。何度やってみても、ダメ。始動電流のためかと思ったのですが、モーターの回転が次の段階に入ったときに落ちてしまいます。で、電気屋さんに急遽来てもらいました。で、これはモーターに原因がある、漏電している、とのことで、専門家に見てもらったほうがいいといわれてしまい、意気消沈。修理に出すとかなりの期間作業ができなくなるし・・・
普段はイヤーマフをつけているので、気づかなかったのですが、何かカラカラと変な音もします。だめもとで分解して見ることにしました。そのうちに、アースをつけずに操作するとブレーカは落ちません。リモコン?直でアースをつなぐとやはり落ちます。違うな〜、アースをつながずこのまま使う?でも、異音が気持ち悪い。え〜い、もっとはずしてみよう。どうせ修理に出すのだから、
ファンが出てきました。これは、モーターを冷やすためかな?素人は怖い!
このままで回転させても音は消えません。
もう一つはずしてみよう!未知なる物が出てきました。でも、この手前に見えるボルトが緩んでいました。開いたときは、軸に固定されず不安定に動く状態。これは閉めなければならないでしょう。しかしこのバネ付のものが、軸といっしょに回転するのかな?で、困ったのが、下の黄色い部分、上はプラスチックのようなものなのですが、接触すべきなのか、それとも離しておくべきなのか、わかりません。接触するとなると、回転でこすれます。これでいいのでしょうか?一体何をするものなのかわからないのですから、大変です。で軽く接触する状態で固定しました。
それで、再テスト、お〜、異音も消え、ブレーカも落ちなくなりました。うれしい!
しかし、この部分が不安です。詳しい方、教えていただけませんか?お願いします。治りはしたのですが、ちょっと不安です!
というわけで、本日は作業になりませんでした。
おまけに先日作ったお琴の練習器、糸を張って完成です。けっこういい音が出ます。
別角度からもう一枚。