2008年1月6日(晴れ) 椅子vol.1

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
今年の1作目は去年に引き続き椅子作りです。前回の椅子が好評で5脚+1脚(サイズ違い)の注文を受けました。去年の暮れに材料は届いていたのですが、何かと年末年始忙しくやっと木工に取り掛かれます。材料は、ホワイトパインで作っていきます。
5脚分の材料取りがやっとできました。集じんバケツがすぐにいっぱいにってしまい、大変です。次にホゾのマーキングをしようかと思ったら、なんとまあ幕板を忘れていました。失敗!
気をとりなおして、製材をを終え、やっと脚の部材がそろいました。
まずはFMTの準備。今回も同様に3/8"でホゾ加工をしていきます。
今回は節もところどころにあるので、後脚など位置決めをここで確定していきます。
全てのマーキングが終わりました。前回は、ななめホゾなど現物あわせが多かったため、1工程が終わるごとに採寸、マーキングをしていきましたが、前回のデータを参考に、(信じて)一気に加工をしていきます。
ホゾ加工。いつものクライムカットの様子です。
ホゾ、いっちょ上がり!後ろ側に集じんホースの取り付け口があるのですが、手前の集じんをするため、100mmホースをごらんのように設置しています。
でも、10組加工を終えたところで、周りはごらんのありさま。集じん効率はいまいちです。
で、前回同様、4°の傾斜をつけた斜めホゾの加工緒に移ります。本体はアルミ製なので、磁石は使えません、手で支えてのセッティングになります。
やっと加工が終わりました。
次に、ホゾ穴の加工です。この位置決め装置のおかげで、再現性はばっちりです。
一組できたところで、恐る恐るの仮組み。OKです。
別角度からもう一枚。前回はここに来るまでかなりの時間がかかったことを思い出します。
全てのホゾ加工が終了しました。これをノミですると思うと・・・気が遠くなりますね。
後脚のホゾ穴もできたところで、型どおりにバンドソーでカットしていきます。
次に、背もたれのホゾ穴を開けるため、テンプレートにあわせて正確なラインを出します。
こんな風に加工をしていきます。
ここで、わが弟子の登場!今日は掃除にサンダーの手入れといろいろ手伝ってくれました。ご褒美に、座面のない椅子に初すわりをしていただきました。


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