7月16日(月)Dining table vol.1
さて、今日からはテーブル作りです。材料はポンデロッサパイン。 まずは、天板から作っていきます。順序としては天板は最後かも知れませんが、あまり気にせず単純作業なので、気持ちを高めるために天板から、ということになりました。 |
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製材も終わり、一番いい並べ方を考え板を眺めています。木裏、木表ではいろいろと方法があるようですが、悩んだ挙句、交互に置くことにしました。どうも、木裏をそろえていくほうが、いいような気もしますが、今回は傷や木目で交互としました。天板の接ぎかたはもう少し勉強しなくてはならないようです。難しい! |
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ビスケットです。テーブルソーを台にでやってみたところ、これがきれい! やはり下の作業台の平面はかなり仕上がりに影響するようです。 |
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さあ貼りあわせていきます。結構時間との勝負です。 |
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今回は、800mmと大きいので、まず3枚ずつ貼りあわせていきます。 |
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3枚組が乾燥したところで、一気に貼りあわせです。目違いも少なく、これは修正が楽なようです。 |
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その間に、脚になる部材を作っていきます。35mmを2枚を貼りあわせました。こういう平面の接着は気を使います。クランプのかけ方でずれるし、うまく接着剤を押し出してやらないと。それに、かなり平面にしておかないと、仕上がりに隙間が出来てしまって、きれいではありません。難しい! |
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二つにカットして4本の脚が出来ました。脚の全長は690mmやや低めのテーブルに仕上げていきます。 |
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今度は、天板の平面を出していきます。根気のいる仕事ですが、これが一番目に付くところ、手抜きは出来ません。 |
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さて、天板と脚が一応出来たところで、幕板の加工に移ります。 |
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製材が出来たところで、長さを決めていきます。 |
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幕板の上部を15mmでカットします。 |
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残った部分を3つにカット。真ん中の部分が引き出しになります。テーブルソーの刃の厚み分はずれますが、こうすると木目がそろってきれいでしょう?それと、ホゾを作るのに、短めの板で加工できるので、取り回しが楽!と考えカットしました。 |
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脚も寸法にカットして、立ててみました。ここで、脚の位置は確定してしまいます。ホゾをあける面、テーパーをつける面をマーキングしていきます。これのほうが、うっかりミスをすることが減ります。 |
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FMTで2枚ホゾを作っていきます。今回は1/2×1"のホゾです。 |
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一応ホゾの方が完成です。今回はチョットホゾが緩め。大丈夫かな?やや心配です。 |
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ホゾの長さを稼ぐため脚の中で、お互いのホゾがぶつかるので、45°で先端をカットしました。 |
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これは、幕板の引き出し側。この欠いたところに、あおり止めの板が収まります。 |
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ホゾの加工が終わったところで、切り離したものを再度接着します。 |
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余分な端をカットして、幕板ほぼ完成! |
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次に幕板下部の材をルーターでデザインカット。 |
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それを35mm幅でカットして完成! |
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幕板の下側に接着します。まずまずのしあがりかな〜? |
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ここで、仮組みをして見ます。 |
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次に、あおり止めの板を加工していきます。引き出しの部分の形状ににあわせて慎重に加工を進めていきます。 |
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チョットトラブルもありましたが、何とか収まりました。 |
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脚の加工です。テーパーをつけていきます。今回は墨をつけているので、間違うことはないのですが、何度も確認しながら、緩めのテーパーをカットしました。 |
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今度は、幕板に駒止めを入れるための穴を開けていきます。1/4"スパイラルビットで、3/8"の深さの穴をあけました。 というところで、3連休の木工は終了です。半日は前工房の掃除と最終移転に時間をとられましたが、ごちゃごちゃになっていたものが片付き、すっきりしました。次回は、いよいよ組み立て、塗装。楽しみです。 |
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