My home


<3人家族です>
 
やっと鉛筆を握り始めた5歳の息子。
とあるレストランでアンケート用紙にそれぞれの似顔絵を描いてくれました。
そして3人仲良くならんで手作りの額におさめられました。

ログハウスの暮らし
ガーデニング

    人生には楽園が必要です
 
「夢はみるものではなく、かなえるためにあるのです」        待望のマイホーム。かつて、そこは私たちの背丈ほどの雑草が生い茂る傾斜地。幾度となく車を走らせて、完成図をその荒地に描きました。「やった。完成だ。ここを人生の楽園の舞台としたい。」
 彼はふと足元の残された木材に目をやります。何かを作りたい衝動に駆られたよう…。そう言えば、幼い頃に父親と楽しんだ日曜大工の様子を懐かしそうに話していたことがあったっけ。そうか、引越しの荷物の中に古めかしい工具入れがあったもの。どうやら彼は本気?!家の中に家具や小物が並び始めます。家とは、住人が手を加え、愛情を注ぐことで完成をしていくものだと思うのです。「家に帰りたくなる我が家」をつくっていきたいと心から願うようになりました。                          
 物を完成させる喜びと誰かに使ってもらう喜びがたまらないと彼はつぶやきました。どこか遠くを見つめながら真剣な顔。もしかしてすでに人生の楽園へと歩み始めているのかしら…。
 
「夢を実現しようとがんばらなければ、その夢は一生お前を苦しめる」その言葉になんだか背中をふっと押された気がしました。その手は家族のだれかの手なのかもしれません。 

                              
SATOの妻より