12月31日 大晦日 曇り Drop-front writing desk vol.6

今日で今年も終わり、あっという間の1年間でした。今年中にはこれを完成させたかったのですが・・・。
前回作ったドアとデスクトップの部分を45°でカットします。
このようなかみ合わせにします。そして2つを蝶番でつないでやります。
まずはテンプレートをあてて掘り込んでやります。
本体にセットしてみました。上の部分がサイズが決まらずまだしまりません。
ここから本当は大変な一日でした。蝶番が微妙にずれ左右がゆがんだり、やり直すためパテ埋めしたりと、わずかな工程に丸1日を費やしてしまいました。疲れた〜!
前回作ったもの。これをドアが、やや下がり気味に受けるため、前面を傾斜をつけながら削ってやります。あわせては様子を見ての現物あわせ、何回組み立てたり分解したりしたことか。
ドアのサポートを作っていきます。オークと取ってはローズを使います。
ドミノでくっつけてやりました。工程がありません。ちょっと疲れ気味。
オークの部分にはそこにスパイラルビットで溝を掘ります。数センチを残して、溝はとめてあります。
取っ手の部分を加工していきます。
サイドもRをつけて完成です。
本体の抽斗の横に納まります。
最終の仮組み。再調整をしてやっと全てが機能するようになりました。
サンディングの後、ボンドをつけ、本組、圧着中です。
あの隙間の開いたドブテイルも端材を埋めてやりました。遠目にはわからないでしょう。
次に本体に納める棚を作ります。オークもなくなり、気力もなくなり、集成材で簡単にすませることにしました。
仕切り板にはダドーカッターで溝を掘っておきます。
接合は全てビスケット。これは効率UPでいいですね。
次に棚板。こちらはMDF8mmを使います。前面がフラットでは味気ないので、テンプレートを作り倣い加工をします。
4枚で左右3段の棚ができました。棚の製作1時間30分、材料が違うと早いですね。
次にソノケリンの端材があるので、ツマミを作っていきます。裏側には指が日かかりやすいように掘り込んでおきました。
ツマミをつけてみました。ドアが止まるのは中にある棚のおかげです。わかりますか?今回一番悩んだところ。ドアの納め方です。そのままつけてやるとドアの下側が見え、不恰好。で今回のような加工をしたのですが、側板の傾斜角がきつすぎました。もう少し鈍角で立ち上がらないと、ドアの下の隙間が大きくなってしまいます。楽しみにしていたところなのですが、今回はちょっと失敗。そこまで推察する力がなかったのですね。反省。
開くといいのですけどね。中の棚は差し込んでいるだけです。塗装してから固定する予定です。
まだ少し時間があるようですので、抽斗も行きます。
前回隙間のできたドブテイル。今回はあっさりとできました。何が悪かったのか・・・迷宮入りになりそう。ビットの高さを記録していると効率いいです。テストカット一発で決まりました。
というところで今年は終了。今年も見ていただいて本当にありがとうございました。皆様にとって、来年もいい年でありますように。

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