さてさて今日もHigh Chairの続きを、まずは座板を3枚剥ぎ合わせていきます。 |
![]() |
次にBack Postを脚のように四方転びでカット。鋸刃を4°傾斜、 |
![]() |
マイターゲージを7°傾けて・・・ |
![]() |
今度は外開きにしていきます。 |
![]() |
今回もホゾではなくドミノで・・・、まずはマーキング |
![]() |
オフセットになるので、3/8"になるよう調整します。 |
![]() |
ドミノはこういう風に、奥行きのない時、ベースにサポートを取り付けることができ、安定して加工ができます。ビスケットにもこれがあるといいのに。 |
![]() |
仮組みです。 |
![]() |
次にRをつけるため、合板に円を描いて、それを写し取ります。 |
![]() |
完成!段欠きやRの加工の写真をとりわせれてしまいました。 |
![]() |
背もたれはこんな風な形になります。 |
![]() |
次に背もたれのパネルを加工します。依然使ったアッシュの突板があるので、8mmシナベニヤに貼り付けます。 |
![]() |
この空間にうまく納めるため、テンプレートをまずは製作。傾斜4°の扇形です。 |
![]() |
カンナで微調整しながら、ぴったりになるようにします。 |
![]() |
このテンプレートを利用してアッシュの合板をカットしていきます。どう考えてもこれが失敗の少ない方法だと思いますが。 |
![]() |
まずはバンドソーで大まかにカット。 |
![]() |
次にパターンビットで整形していきます。 |
![]() |
きれいに納めることができました。これでBack Panelの完成。 |
![]() |
大体材料の加工も終わったので、脚の部分をボンドで固定していきます。両サイドの幕板が水平になるように、 今回は幕板ビスケットを使用したのですが、ドミノの信頼性を確認できたのでこういった場合はドミノのほうがいいようです。最初は、ビスケットのルーズさというか微調整が利くからこれがいいと思ったのですが、このように直角がない場合は、幕板の平行をどこに基準を持てばいいのか、接着のとき非常に苦労しました。やはり確かな位置決めができるのなら、ドミノかホゾ加工をしたほうが、後々苦労せずに組立ができそうです。 |
![]() |
次に座板を加工します。前から1 3/4"のところを9°でカット。 |
![]() |
これで、前脚の傾斜にぴったりと吸い付きます。 |
![]() |
次にカットした部分を両足の幅に4°傾斜を持たせてカット。 |
![]() |
それぞれ加工が済んだ段階で、再度張り合わせます。 |
![]() |
どうです。木目一致して手前側のカットラインはわからないでしょう?こうすると傾斜を持った複雑な加工も簡単にできます。 |
![]() |
ステップの部分もRをつけて差し込んでみました。 |
![]() |
次はBack Postに肘掛を入れるための溝加工。、まずは前脚のラインに合わせて位置決め。こういった場合現物あわせが一番正確ですね。 |
![]() |
Back Postも傾斜しているので、カッターを4°傾斜、マターゲージを6°傾斜させてカットしていきます。 |
![]() |
このような加工になりました。うまく平行に肘掛がつくといいのですが。 |
![]() |
最後に、Back Postにテーパーをつけて、軽い感じにしておきます。 |
![]() |
R加工や、ビスの穴あけ加工があったのですが、一気にここまできました。 |
![]() |
座板をいつもの金具で固定して・・・、ちょっと気持ちがあせっています。 |
![]() |
パネルもはめ込んで、形になりました。いつもなら、塗装をして完成!といいたいのですが、今回のもう一つのテーマに取り組んでみます。うまくいくかな〜?、まあ、がんばってみます。そして無事完成するように・・・ |
![]() |
Back | Next |